ファルコム社長のインタビュー(2017/11/16 閃の軌跡マガジン2より)その⑥

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結社の計画とオズボーンの計画は別々なものなのでしょうか?

近藤 結社の計画は基本的に焦点は至宝なんですよね。空の軌跡のラストを振り返ってもらえると、ワイスマンが死んだ後にカンパネルラが空の至宝を盟主に献上するまでが福音計画でした。詳細はわからないですが幻焔計画というものがあって、その先に皆さん忘れているかもしれませんが”オルフェウス最終計画”があると。ただ全部の至宝を集めるのが目的ではないと思います。幻の至宝は失われていて、代わりになったものについてはあまり興味を示しませんでした。幻焔計画は本来クロチルダが灰の騎神と蒼の騎神を争わせて終わるはずだったのですが、予定が狂っているんですよね。その計画の詳細はこれから明かされます。オズボーンは”巨イナル黄昏”を引き起こすのが目的で、その過程に幻焔計画の流れが含まれていたということです。ラストの方でデュバリィが「何に手を貸したんですの」と言った時、カンパネルラが「世界の終わりに手を貸したのさ」という場面がありました。結社とオズボーンは目的が異なっているはずなんですよ。この後協力関係がどうなるのか二転三転するとは思います。

アリアンロードの目的は?

近藤 先ほど昔からの決着をつけることだ、と言いましたが、それが何かはこれからになります。彼女の忠誠は本物なので、盟主の目的を実現するために行動するのは確かです。

幻焔計画とありますが、大地の司法はいらないのでしょうか?

近藤 そこはまだ不明ですよね。焔の聖獣もまだ出てきていないのでこれからの話に繋がっていくと思います。

エンネアのいた教団とアイネスの流派について教えてください。

近藤 エンネアがいたのは零の軌跡に登場したD∴G教団です。彼女の場合は教団に忠誠心は持っていません。アイネスの流派はまだ明かされていませんが、大陸中部くらいの武術だと設定されています。彼女は準遊撃士になったのですが、その時にアリアンロードに挑んで負けてその場で遊撃士バッチを捨てました。

軌跡シリーズを見ているという遊撃士を否定するのは珍しいですよね

近藤 アイネスの場合は色々な設定がありまして、彼女の巻き込まれた事件は国家絡みでした。遊撃士も国家絡みだとすぐには動けません。遊撃士といえども制約があるんだな、というように感じたのかもしれませんね。

アイネスはどこの遊撃士ギルドに所属していたのでしょうか?

近藤 それはまだ分かりません。大陸中部ということで東の方かもしれませんね。

アリアンロードとドライケルス帝は恋仲だったのでしょうか?

近藤 そうですね作中でほぼはっきり書かれていたと思います。何らかの形でアリアンロードが離れて、そのまま戻ってこなかったと。

ドライケルス帝の晩年が描かれた黒の史書で「黄金を溶かした髪を…」という描写がありましたがあれはリアンヌだったのでしょうか?

近藤 それはリアンヌですね。

シャロンが所属していた暗殺集団について教えてください。

近藤 シャロンの古巣である月光木馬團は歴史のある暗殺集団で、猟兵とは違います。組織の規模はそこそこ大きかったのですが、D∴G教団みたいに大事件を起こしたわけではなく、表舞台には登場しません。結社とは敵対関係にあったのですが、壊滅させられて”千の破壊者”と執行者ナンバー3”黄金蝶”とともに吸収されてしまったわけです。

使徒は”破戒”もそうですが、大陸各地に散らばって活動していますよね。

近藤 盟主の指名を受けて散ってているんだと思います。まだ描かれていない地域もありますのでそっち方面という可能性もありますね。結社の”オルフェウス最終計画”が至宝と絡んでいるのであれば、当然まだ出ていない至宝のある場所に行っている可能性があります。”破戒”については必ず出番はありますよ。

いまだ正体不明の第一柱については次回作で出番がありますか?

近藤 第一柱はわかりませんが、それ以外にもいるじゃないですか。いい加減にしろよ、って思われているものをそろそろやらないといけないとは考えています。

執行者に対して盟主は行動の自由を与えていますが、使徒には適用されないのでしょうか?

近藤 その行動の自由を与えるというのもよくわからないルールですけどね。使徒については使命を受けたらきちんと動いてはいます。カンパネルラが「見届けを開始する」と言ってからは勝手なことをやれないんじゃないですかね。みんな忘れていますけどカンパネルラはずっとあの姿でいるキャラですからね。盟主と直接やり取りもしていますし。ローゼリア以上に謎のキャラなんですよ。あまりに謎すぎてもうすごさがよく分からないキャラになっていますが。

そのカンパネルラは閃の軌跡3で久しぶりに活躍した気がします。

近藤 碧の軌跡以来6年ぶりに戦いましたね。戦闘力としてはヨシュアと互角ぐらいでシャロンより下という位置づけです。

これから結社の動きで注目してほしいポイントはありますか?

近藤 結社の目的です。帝国で起きていることは主にオズボーンの方で動いているんですが、シリーズ全体で動いているのは結社ですよね。彼らの行動が空の軌跡からはられてきた伏線と繋がっていきますし、今後にもつながることなので。とにかく至宝が彼らの目的であることは覚えておいてほしいです。

七耀教会も出てきました。

近藤 もっと食い込んできておかしくないはずなのに、今回はおとなしかったという点を覚えておいてください。自体を考えると七耀教会絡みの話で、もっと進んでいるはずなんですよ。”はじまりの地”といい、聖獣といい、至宝といい。彼らが絡んでこないはずがありません。旧Ⅶ組の中にも七耀教会のメンバーが出てきました。そのあたりはこれから展開していく大きな流れのひとつだと思ってください。

それは閃の軌跡としてですか?それとも軌跡シリーズ全体としてでしょうか?

近藤 両方ですね。閃の軌跡の中でも二つの至宝が進むわけですから。それをめぐる結社と七耀教会というのは存在感が増していく要素だと思います。帝国にかかった呪いの話はこの二つが物語との柱になっていくと思います。

七耀教会が至宝を回収したら総本山などに封印するのでしょうか?

近藤 どうなんでしょう。今のところ至宝を回収できていませんからね。”巨イナル一”は手に負えないので封印しましたし、七耀教会がどう動いたのかは謎が残っています。

星杯騎士団は各地で動いている感じですね。

近藤 何人かの名前が出てきました。ヘミスフィア卿とか懐かしいです。光学迷彩機能があるメルカバもありますし、移動は自由自在ですね。

ガイウスの強さはどのぐらいのレベルに達しているのでしょうか?

近藤 マクバーンが「おっ」と反応するぐらいには強くなっています。ゲーム内でもかなり強くなっていましたよね。でも実はあれでも強さを落としているんですよ。最初設定通りの性能にしたら強すぎましたw

これまで登場してきた守護騎士はこれからの物語に絡んできますか?

近藤 トマスは間違いなく絡んできます。星杯騎士団にとっても大きな事案なのである程度の戦力を投入する可能性があるでしょう。帝国にいる守護騎士もいます。何もしないということはありえないかと。

聖痕の継承はこれまでにもありましたか?

近藤 過去にもあったと思います。ケビンのケースである程度描かれていたかと。ワジは突然発現したパターンですが、その時代で聖痕の総数が12個というのは変わりません。

アッシュはハーメル事件の際、誰に助けられたのでしょうか?

近藤 山道を歩いている時にしょぼくれたおっさんに助けられた、という話ですね。少なくとも分校生徒のマヤの父親ではありません。疑問は残りますよね。二人しか生き残らなかったはずなのに三人目がいたという事実。リィンも何か疑問に思っていました。アッシュ以外の関係者なら何かしら情報を持っているのかもしれません。

アッシュのことはヨシュアやレーヴェは知っていたのですか?

近藤 小さな村ですからね。知り合いだったと思いますよ。年齢的にはヨシュアより3歳ぐらい年下ですね。

ハーメル事件はワイスマンが全ての黒幕で、貴族派将官を操ったという印象がありました。

近藤 やっぱりあの辺の情報を帝国に与えたのは誰かと言うと、リベールで動いていた人になるんじゃないでしょうか。時期的にオズボーンと結社はつながっていますからね。襲撃自体は呪いによるものでしたけれど。

アッシュは皇帝を撃ったことで呪いが消えたのでしょうか?

近藤 心情的には戻ってきてほしいですよね。「義理を果たす」と言ってオーレリアが救出していましたが、あの姿を見ても呪いが消えているかどうかはわかりませんね。たとえ呪いが解消されていても皇帝を撃った時点で帝国内に居場所はなさそうです。アッシュだけじゃなくオーレリアもミュゼもオズボーンに敵対行為をしているわけですから、第二分校にそのままいられるのかというのは今後のお話です。

ちなみにアッシュのクラフト、アシッドレイジの演出で目を押さえていましたが、あれは呪いの力という演出ですか?

呪いの力でしょうね。アシッドレイジは強力なクラフトなので、私も戦闘でよく使っていました。呪いが解消されていたら使えなくなるかもしれませんね。

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