ファルコム社長のインタビュー(ファミ通2018/1/11.18号)

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閃の軌跡シリーズ最終作の発表となった、 いまのお気持ちをお聞かせください。

近藤 閃の軌跡Ⅳはエレボニア帝国編の最終作であり、また長編ストーリーRPGとして2004年からスタートした軌跡シリーズの大きな区切りとなる重要な作品です。
本作でシリーズが区切りを迎えることは空の軌跡FCのころから決めていましたので、”ついにこの作品までやってきたんだな”という想いがあリます。
その一方で、最終作という形で新作を発表するのはじつは今回が初めてなので、作り手である自分たちにとっても大きなプレッシャーを感じています。とくに前作の閃の軌跡Ⅲは、続きが気になる形でストーリーが終わっているので、本作でキッチリと結末を描き、これまで軌跡シリーズを遊んでいただいたユーザーの皆さんに納得してもらえるような作品に仕上げるべく、制作に取り組んでいます。

本作の口ゴのⅣの裏にあるマークや、副題の”THE END OF SAGA”に込められた意味や想いを教えてください。

近藤 THE END OF SAGA”を副題としているのは、第1作空の軌跡FCのころから構想として 描いていた、シリーズ全体の大きな区切りとなる作品のためです。タイトルロゴのイメージもこれまでの軌跡シリーズすべての要素を内包するイメージでまとめています。
ちなみに、Ⅳの裏に描かれている球体は、Ⅲで描かれた”巨イナル一”、と呼ばれる存在やふたつの至宝など、物語の舞台であるエレボニア帝国の-核-となるものを表現しています。

キービジュアルの鎖につながれたリィンは、やはり前作での行動が原因でオズボーン陣宮の手 に落ちたことを示唆しているのでしょうか?

近藤 現時点では細かい部分をお話しできないのですが、前作ではリィンにとって絶望的な結末が待っていました。最新作では、その流れを受ける形でリィンや新旧Ⅶ組、各勢力の動きが描かれていくことになると思います。

本作の物語はⅢの直後から始まるのでしょうか?仮にリィンがキービジュアルのような状態だと、最初は別の人物視点でのスタートに?

近藤 Ⅳはどの時点から物語がスタートするのかという点もポイントのひとつですが、そもそ もリィンが主人公なのかどうか?という点にも注目していただきたいですね.キービジュアルに描かれているような状況の中、リィン以外のまわりの登場人物に起きる出来事も、本作では重要な要素となっていきますのでお楽しみに。

軌跡シリーズと言えば、多彩なクエストを受けて達成していくのも醍醐味のひとつだと思います.前作の最後の呪いが広がった帝国では、そうしたク工ストの存在はどうなるのでしょう? たとえば迷子の猫探しといった平和なクエストはできなさそうなイメージがありますが……?

近藤 呪いの拡散や“国家総動員法”の発令によって、Ⅳにおけるエレボニア帝国内の状況は激変しています。そういった状況だからこそ描けるものが、本作のクエストとして物語の中に組み込まれていくことになると思います。

公開された画面写真のクロウを始め、各陣営の動きも気になるところです。

近藤 Ⅲの物語でもある程度伏線を張っているのですが、前作から本作の流れの中で各陣営の立ち位置を含め、全体の相関図が変化していくことになります。リィンたちだけではなく、敵側にもさまざまな動きが出てくると思いますよ。

公開された画面写真の中に、シリーズファンにはおなじみのレン、ロイド&エリィなどがいま した。彼らは本作でどのような立ち位置で物語に関わってくるのでしょうか?

近藤 ロイド、工リィといった特務支援課のオリジナルメンバーは、碧の軌跡の最後で語られていた結末に向けて動き出していくことになります。レンについては、前作で親友のティータを通して間接的に触れられていましたが、彼女の場合、テ ィータや生まれ故郷のクロスベルが、要素として大きく関わっていくことになるようです。

登場人物がさらに増えそうな本作では、プレイアブルキャラクターも増加しそうですね。ゲー ム全体のボリュームなども含め、どれくらいになるのでしょうか?

近藤 閃の軌跡シリーズの最終章ということで、プレイアブルキャラクターは前作を上回り、過去最多となリます。ゲームとしても、冒頭からエンディングまで非常に密度の濃い、ボリュームたっぷりのRPG作品になるかと思います。

バトルシステムなども、さらなるブラッシュアップをされているのでしょうか。

近藤 前作でご好評いただいた新システムブレイブオーダーやブレイクの要素を受け継ぎつつ、より完成度の高いバトルシステムを目指して細かなブラッシュアップを図っていく予定です。

本作の開発で気をつけている点やこだわりの点、見どころはどういった部分になりますか?

近藤 登場人物は間違いなく過去最多となるので、各キャラクターの見せ場をしっかりと設けつつ、1本のRPG作品として物語を組んでい<という部分には気を使いながら作業を行っています。その分、これまでシリーズを遊んでいただいたユーザ ーの皆さんには、グッとくるイベントを多数盛り込んでいますので、楽しみにお待ちください。

今後発売される閃の軌跡1-2作目の”改”、 そしてⅣの発売を心待ちにしているユーザーへ向けて、メッセージをお願いします。

近藤 2013年から続いてきた閃の軌跡の最終作が、いよいよ動き出します。帝国編はもともと、軌跡シリーズ第1作の空の軌跡FCから流れを作ってきたものなのですが本作でついにその物語が完結することになります。これまでシリーズを遊んでいただいたユーザーの皆さんに納得してもらえるような形で作品をお届けできるよう、スタッフ一同全力で開発に取り組んでいますので、ぜひご期待ください。
また、2018年3月と4月には軌跡1 ~2作目のプレイステーション4版が発売されることになります。Ⅳの発売前にもう一 度ストーリーを振り返るのに最適な作品ですし、これまで軌跡シリーズに触れたことがないという方にとっては、シリーズを始めるベストなタイミングかと思います。ぜひこの機会に、プレイステーション4で綴られる閃の軌跡のストーリーをお楽しみください、よろしくお願いします。

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